2016年9月出産*アラサー営業女子の奮闘日記

女・仕事・妻・嫁・母ぜーんぶ中途半端なワタシの奮闘記。仕事、料理、妊婦期、育児、美味しい物、お酒などなど。

東京砂漠で産院迷子になる(そりゃ子供増えないわ)の巻

検査薬に陽性反応が出た私は、

ほぼ仕事に集中できない1日を過ごし、

翌日の朝、家を飛び出すように隣駅の産婦人科に向かいました。

 

 

 

 

妊娠検査って医師が

「おめでとうございます。ご懐妊です。」

っていうくらいのイメージしかなかったもんだから、尿検査するのかなー?くらいな気持ちで順番待ちをしていました。

 

 

 

朝イチで行ったのに1時間ほど待って、やっと診察へ。

 

70歳くらいのおじいちゃん先生でした。

 

 

 

そしてまさかの!あの!イスに乗せられて…

内診!!!!!

 

 

 

「下全部脱いでイス乗ってくださーい」

 

と言われ、、、

え?

 

 

全部?

 

 

「下着もですか?」

 

なんて今思うとアホみたいな質問をする私…笑

 

 

 

経膣エコーってやつですね…。

ぐりぐりーとやって、

 

「はい、終わりでーす」

 

 

 

その後診察室に呼ばれて、

「妊娠です。次は2週間後。うちはお産やってないから早く病院見つけてね。はい、これエコー写真。」

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だけ…

 

この時でまだ推定4週6日でした。

 

なんか思ってたのとちがーう(°_°)

 

そしてこれが産院迷子の始まりでした。

 

 

 

 

まず、これから出産まで通うことを考えると、

家から近い方がいい。

それからワタシは里帰りはしたくないので、東京で病院を見つけたい。

これがワタシの要望でした。

 

家の徒歩圏には産院がないようなので、

家〜会社の間で探すことに。

 

ただやっかいなのが、

Google mapで「産婦人科」と入力して出てくる病院に行けばいいわけじゃない。

そこが

「本当に産める産婦人科なのか?」をその病院のHPまでわざわざ見に行かないといけない。

 

 

 

そこで見つけたのがこんなサイト。 

都内の産める産院検索サイト「東京出産.net」|Home

 

これとっても便利!

産める病院だけに絞って検索ができました。

 

とはいえ、産める病院は分かるけど詳細なイメージがまったく沸かない。。

 

値段が高くて個室や無痛分娩ができるのねー。

お安いけど大部屋なのねー。

という一般論はもちろん分かるのだけど。。。

 

 

じゃあ、本当に個室がいいの?

むしろ仲間のいる大部屋がいいの?

この差額にどれだけの価値があるの?

ってことが分からない。

 

なんなら、同じ個室でも病院によって値段がまったく違う。

 

 

例えるなら…

田舎もんのワタシが東京に出てきて美容院に行こう!と思った時に

分厚いホットペッパーを見て、途方にくれた時の感覚に似ていました。

 

↓当時のワタシの心境↓

髪切って染めたいだけなのに、2500円から30000円ってどーーーいうことーーーーーー😭こんな友達も知り合いもいないとこで、何で決めたらいいのーーーー😭

 

 

 

まして美容院ならやり直しがききますが、

出産なんてそういうわけにはいかないし!

しかもサイトを見ていると、7週までには予約をしないといっぱいになっちゃうとか、

(7週だとまだまだ流産の危険性も高いのです😢)

家の周りの病院がどこもいっぱいで止むを得ず里帰りしたとか、

そんな恐ろしい書き込みを見て、

 

 

 

「都会では保育園どころかそもそも産院不足じゃねーかー!産むこともできないのかよ!死ね!日本!」

と思ったのでした。

 

 

色々悩み倒した挙句、前回の病院でどうせ産めないのであれば、

再度行く意味はないと考え、

指折り2週間を過ごしたワタシは家から一駅の、個人のクリニックに行ってみることにしたのです。

 

 

 

ここのクリニックは無痛分娩もやっていて、お部屋は個室。

陣痛室と分娩室が一緒になっているLDRというシステムをとっていました。

お値段は普通分娩で62万円〜とお高めでしたが、

周囲の人に気兼ねせず出産できそうなことが気に入ったのとなにより近かったので、候補にしました。

 

とてもキレイでその分混んでいましたが、

診察も丁寧で安心したのを覚えています。

 

ただ旦那さんも張り切って一緒に行きましたが、

エコーを一緒に見ることはできませんでした。

(経膣エコーの時は一緒に見れない病院が多いみたいですね。)

 

 

とはいえ、

「いい病院だったねー」とお支払いを済ませようとした時…

 

「◯◯さんは当院で出産をご希望ですか?

 ご希望でしたらお早めに分娩予約をお願いします」

とのこと!

 

 

え…?やっぱりそうなの???

まだ予定日も決まっていないし、心拍も確認できてないのに???😧

 

ひしひしと東京での出産の厳しさを目の当たりにするワタシでした。

 

 

結果、2週後に検診に行った時も上記質問をされ、

その次に行った時には予約でいっぱいになってしまっていました…

 

ワタシは姉が流産してしまっていたこともあったので、

慎重になっていたことと、その時に住んでいた家が

「子供NG」という物件だったので引っ越す可能性を考え、決断ができなかったのです。

(結果的に別の産院に変え、分娩もそこで行いました)

 

とはいえ、産院すらも争奪戦だなんて…

そりゃ、子供増えませんよ…

 

あと強く感じたのは、妊娠を意識するようになったら

その時点で産院の目星もつけておくべきだったんだなぁということ。

意外とこれって考えている方は少ないんじゃないかと思うんです。

ワタシはそうでした。

 

結婚!→次は子供ね☆→ウキウキ!以上。

 

ってなってました。

だって、そんなこと誰も教えてくれなかったから。

 

でも、知らなかったでは本当に痛い目見ます。。。

 

 

 

このブログが、

妊娠→出産→育児について

一人でも多くの方の知る機会になれば本当に幸いだと思っています。

(ワタシはそういう情報のインプットが圧倒的に不足していたので…)